NISAで株式投資するときのネット証券のえらびかた

2013/08/16

NISA(少額投資非課税制度)で株式投資をやりたいけれど、どのネット証券がいいか迷っているという方向けに、選び方の基本的なポイントを各社で比較し、まとめました。国内外の商品の充実具合、手数料体系、各社の優遇措置など、気になる部分をチェック☆(2013/10/2更新)

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もくじ

1.NISA対象の「国内外上場株式」とは

2.国内株式商品の充実度で比較

3.外国株式商品の充実度で比較

4.手数料で比較

5.各社のNISA優遇措置をチェック

6.その他のポイントや注意点

7.まとめ

1.NISA対象の「国内外上場株式」とは

NISAで対象となる株式には一応制限があります。

それは「上場している」ということ。

上場とは、証券取引所で株が売買されるようになるということです(株式用語辞典KYJ)。

東京証券取引所(東証)などが有名ですね。「東証一部上場」などのフレーズはニュースでもよく耳にします。

証券取引所に上場するには従業員数や実績等の条件が求められるので、

上場ということが安定して成長している会社であることを判断するひとつの指標になります。

つまり、NISA対象が上場株式に絞られているということは、投資家の側から見ると、

数ある株式の中である程度安心して投資を行うことができるということを指しているわけです。

(そういえば管理人Kは昔、東証一部上場のことを「東証の一部分に上場していること」と勘違いしてました><。正しくは東京証券取引所を構成する「一部」「二部」「マザーズ」のひとつで、最も上場規定が厳しい「一部」への上場が認められることを指します。)

2.国内株式商品の充実度で比較

株式でネット証券会社を比較する際にもっとも重要なことは「自分の欲しい商品がそこにあるか」です(これは他の商品にも言える大原則です)。

自分の欲しい商品とは、自分が今まで運用してきた中で運用益が高いと感じる商品、安定した成長が期待できると感じる商品、自分が応援したいと思う商品です。

逆に株取引がはじめてだという人は、できるだけ値下がりしにくい商品を自分なりに見極めて、そこから始めると良いでしょう。先ほどの「東証一部上場」に絞って選ぶのもおすすめです。

以下に、主要ネット証券の国内株式取扱状況を表にしてみました。

証券会社 国内株式取扱銘柄 リンク
マネックス証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄(ETF、REITあり) 詳細
SBI証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄(ETF、REITあり) 詳細
楽天証券 東証・名証上場銘柄(ETF、REITあり) 詳細
GMOクリック証券 東証上場銘柄(ETF、REITあり) 詳細
岡三オンライン証券 東証上場銘柄(ETF、REITあり) 詳細
SMBC日興証券 東証・名証上場銘柄(ETF、REITあり) 詳細

 

ばらつきはありますが、もっともステータスの高い東証はどこも入っているので、

国内株式については基本的にどこで口座開設しても問題なさそうです。

3.外国株式商品の充実度で比較

証券会社間ではっきり差が出るのは外国株の取扱状況です。

証券会社 外国株式取扱い銘柄 リンク
マネックス証券 米国株に圧倒的に強く約2,800銘柄、中国株約25銘柄(ETFあり) 詳細
SBI証券 ネット証券最多の9カ国対応。米国株約1,060銘柄、中国株約1,350銘柄、韓国株58銘柄、ロシア株35銘柄、ベトナム株542銘柄など(ETFあり) 詳細
楽天証券 米国株約1,180銘柄、中国株約430銘柄、アセアン株約250銘柄など(ETF、REITあり) 詳細
GMOクリック証券 約25本(すべてETF) 詳細
岡三オンライン証券 取り扱いなし 詳細
SMBC日興証券 取り扱いなし 詳細

 

アメリカに力を入れているマネックス証券

様々な国を取扱おうとするSBI証券楽天証券

このように外国株が注目されるのは、できるだけ色んな種類の株式でポートフォリオを組んだ方が分散投資の面で強いからです。

(分散投資についてはNISA基礎編:NISAで「貯金」はじめましょ の記事もどうぞ)

ただし、特にアセアンなどの新興国株は景気に応じて値段の上がり下がりが激しい可能性もあります。まずはアメリカなどの先進国で見ていく方がよいかもしれません。

4.手数料で比較

NISA自体が投資にかかる税金を無料にする優遇措置なのだけに、手数料をいかにカットするかが注目されています。

もともとネット証券は対面の証券会社の約1/10!の手数料体系でかなり手数料は安いですが、条件が同じであればやはり安いほうがいいですね。

現物取引手数料をNISA上限の500万円までで比べてみましょう。

【現物取引(約定ごと)手数料】

証券会社 10万円 20万円 50万円 100万円 300万円 500万円
マネックス証券 105円 189円 472円 1,050円 3,150円 5,250円
楽天証券 145円 194円 358円 639円 1,209円 1,209円
SBI証券 145円 194円 285円 511円 611円 967円
GMOクリック証券 105円 105円 315円 525円 1050円 1260円
岡三オンライン証券 99円 150円 315円 525円 1050円 1260円
SMBC日興証券 787円 787円 1,811円 3,622円 9,292円 13,545円

※約定ごととは、一回の売買ごとに手数料がかかることを指しています。

 

【現物取引(一日定額)手数料】

証券会社 10万円 20万円 50万円 100万円 300万円 50万円
マネックス証券 2,625円 2,625円 2,625円 2,625円 2,625円 5,250円
楽天証券 450円 450円 450円 900円 3,150円 5,250円
SBI証券 100円 200円 450円 800円 1,640円 2,480円
GMOクリック証券 230円 230円 430円 860円 1,660円 2,240円
岡三オンライン証券 99円 200円 420円 780円 1,620円 2,460円
SMBC日興証券 なし なし なし なし なし なし

※一日定額とは、一日の売買額の合計に応じて手数料がかかることを指します(例えば一日の売買合計額が45万円なら、50万円まで、ということで50万円の欄の手数料がかかります。ただし、手数料を区切る境界線の詳細は各社によって異なります)。

 

一日複数回取引する可能性や、約定ごと手数料と一日定額手数料の差がそんなにないところであれば、一日定額の手数料体系を選ぶ方があとがラクかもしれません。

また、自分の取引スタイルによっても見るところは変わってきます。

もし100万円一気に購入しそうであれば100万円のところの手数料ですし、

10万円ずつコツコツ積立投資していきそうであれば10万円のところの手数料を見るべきです。

どんな風に運用しようか、イメージしながら見てみるといいですね☆

5.各社のNISA優遇措置をチェック

先ほどの手数料体系、じつはこれは基本的な料金体系で、各社からNISAキャンペーンの一環として優遇措置も出始めています。

楽天証券ではNISAキャンペーンの一環で、NISA口座内では国内外にかかわらず2014年分の株式手数料が一律0円になります。

SBI証券でもNISA口座内で、2014年分の国内手数料一律0円、2014年分の海外ETF買付手数料が売買代金にかかわらず一回0円のキャンペーンをやっています。

マネックス証券でもNISA口座内で、2014年の米国ETF買付け時取引手数料無料のキャンペーンを実施しています。

今後このような優遇措置が他の証券会社から出る可能性も十分あるので、気になる会社は最新情報をチェックすると良いでしょう。

6.その他のポイントや注意点

・値下がりしにくい商品を選ぶ

株式は投資の基本なのでとてもたくさんの情報がありますが、「NISA」でポイントになるのは、まずはとにかく値下がりしにくい商品を選ぶことです。

値下がりしにくいということは「値上がりしにくい」ことにもつながってくるため、NISAを始めてみたはいいもののなかなか値段が上がらなくてやきもきするかもしれません。でもそれは、安定のために支払った代償です。

特にNISAは損益通算ができず、値下がりした時の対処が制限されてしまうので、慣れるまでは気をつけたほうが良いでしょう。

(損益通算については「「NISAは損益通算できない」ってどういうこと?」記事もどうぞ。)

いわゆる売った買ったの「投資」のイメージにとらわれず、「自己資金を寝かせておく」くらいの心づもりでちょうどいいかもしれません。

・配当金や株主優待に注目

株式投資の利点の一つに、配当金の受取りや株主優待もあります。株の値上がり益以外にコンスタントに受け取れることで人気が上がっています。

これらに注目して選んでみてもいいですね。

・応援したい会社のものを選ぶ

いかに利益を得られるか、で選ぶことも重要ですが、投資は本来「私はあなたの会社を応援しますよ」と、資金援助するものです。

自分の応援したい会社を選ぶという視点も大事です。

もちろんその視点はさまざま。

・好きな商品を作っているところだから

・人的教育に力をいれているところだから

・環境に配慮した取り組みを頑張っているから

・日本を引っ張ってくれるところだから

などなど。

資金援助することで自分も利益(会社の成長に応じた値上がり益や配当金、株主優待など)を得る、それが投資の本質です。

7.まとめ

NISAで株式投資するためのネット証券の選び方のポイントを、

・国内外の商品の種類や充実度

・手数料体系

・NISA口座内の優遇措置

等の点から見てきました。

気になった証券会社は、どんどん詳細をチェックしてみましょう。

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