NISA=無税というウマイ話の裏側 -NISAを導入した政府の意図

2013/12/03

NISAは平たく言うと「税金タダにするから皆もっと投資やってね!」という制度です。その「ウマイ話」には実は、日本の金融がアンバランスに成長してきた歴史と、日本政府の思い切った意図がありました。

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はじめに

最近特に、NISA(ニーサ)という言葉をよく目にしたり耳にするようになりましたね。

 

「でも、NISAってなに?」

「非課税がどうのこうのと言ってるけど、私たちに何か関係あるの?」

 

あります!大ありなんです。

NISAという制度でまさに対象とされているのが私達のような「普通の人」なんです。

NISAは、私達個人に投資を奨励するための制度です

NISA(=少額投資非課税制度、日本版ISA)とは、

「私たち個人がもっと投資をやりやすいように、投資にかかる税金を軽くしてくれる仕組み」です。

平たく言えば、

「税金無くすから皆もっと投資やってね!」ということです。

 

「でも、無税なんて美味しい話を持ってくる理由は何?」

「どうしてそこまでして、投資が奨励されるの?」

 

その辺りが、今回の記事の本題です。

NISAが始まった背景には、

日本経済のアンバランスな成長という歴史と、

長引く不況を脱して経済を活発化させるための、政府の思い切った意図があるのです。

投資が奨励される理由 -金融からみた日本の歴史と政府の意図

 

ところで、私たちは普段、自分が使わないお金は銀行に預金することが多いと思います。

預金されたお金はどうなるのかというと、

ずーっとATMで眠っているわけではなく、

銀行がそうやって預金者から集めた大量のお金をプールしておいて、企業や政府に貸し出しています。

これを「間接金融」といいます。

 

実は、企業や政府が資金調達する方法にはもうひとつ、

直接金融」という方法があります。

この代表例がまさに「株式投資」になります。

 

直接金融では、投資家自身が「直接」投資する先の企業なりを選び、株券等を購入することでその企業に融資したことになります。

お金の貸し手(投資家)と借り手(企業等)に直接的な資金関係が有るということです。

 

直接金融と間接金融、どちらも一長一短があるのですが、

歴史的に、第二次世界大戦後の日本では間接金融を主に選択し、銀行と企業を強力にバックアップすることで経済を立て直したという経緯があります。

そのため日本では間接金融の預貯金のほうが馴染みが濃いです。

(といっても直接金融が全く振るわなかったわけではなく、高度成長期には日本の株式市場もとても活発で、普通の人も積極的に投資を行っていました。)

でも、バブル崩壊後に銀行の体力が落ちてしまい、間接金融ばかりでは不安視されるようになってきました。

そこで、直接金融つまり株式投資に目が向けられるようになったのです。

 

今回のNISAもその一環で、個人がもっと活発に株式投資に参加することで証券市場、ひいては経済の活性化につなげたいというのが政府の意図です。

そのために思い切って、税金の免除という手段をとったのです。

 

NISAは単なるうまい話というだけでなく、

間接金融に傾いている日本を直接・間接金融両方がバランスよく回っている状態にすることでもっと経済を活性化させたい、という

とっても大きな意図があったのです!

 

これで政府の意図は判明しました。

次は私達の側の視点から「じゃあ投資ってどんないいことがあるの?どんなデメリットがあるの?」という点を見てみようと思います!

 

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