「あせるなNISA開始」―様子見も一つの手

2014/07/17

2014年1月からNISA(少額投資非課税制)が始まりました。NISAとは少額の投資が非課税になる制度です。

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甘利経済再生相が非課税枠拡大に意欲的

2014年1月からNISA(少額投資非課税制)が始まりました。NISAとは少額の投資が非課税になる制度です。年間100万円までなら、少額からでも投資が可能で、5年間で最大500万円までということになります。貯蓄から株や投資個託などへ投資できます。そして、もっとも重要な点はいくら儲けても税金がタダになるということです。

通常の税率は20.315%です。これが、ただになるのですからたとえば、100万円が1億円になった場合、通常なら2011万円もの税金がとられますが、NISAなら税金0円、2011万円も得する計算になります。

開始からたった3カ月の14年3月末ですでに650万口座が開設され、1兆円を超す資金が投入されています。NISAの利用者は順調に増加しています。また、これを受け、甘利経済再生担当相は、福岡・久留米市で講演し、NISAの非課税枠を、現在の年間100万円から200万円に拡大する方向で、菅官房長官と調整していることを明らかにしました。これが実現すれば、非課税枠が2倍になりそのメリットも2倍になるのです。

そのシステムを見つめ直そう

このように今後非課税枠が2倍になる可能性も出てきたわけですし、ここで、少し客観的になってNISAを見つめなおしてみませんか。まず、口座開設についてですが、口座開設は急ぐ必要はありません。2014年分のNISA口座を開設できればいいのであれば急ぐ必要はありません。また、NISA口座は、勘定設定期間のあいだに開設することができます。勘定設定期間は、①2014年1月1日~2017年12月31日(4年間)、②2018年1月1日~2021年12月31日(4年間)、③2022年1月1日~2023年12月31日(2年間)の4つです。

次に、口座開設の際の落とし穴についてみてみましょうNISA□座は1人1□座しか開設できないため、各金融機関が口座獲得競争を行っています。「2000円の商品券」「○人に10万円が当たる」などといったキャンベーンをおこなう金融機関もたくさんあります。しかし、一度□座を開設してしまうと最長4年間は同じ金融機関を利用しなければいけません。それだけに慎重に金融機関を選ひましょう。

NISA□座を開設するときは、キャンベーンの内容よりも「品揃え」「手数料」「サービス」などをきちんと確認することの方が大切です。逆に言えば、品揃えやサービスに魅力を感じないような金融機関に□座を開くのは避けましょう。目先のキャンベーンにつられないよう気をつけて下さい。

投資信託はじっくり選ぼう

そして、NISAのスタートに合わせて、「NISA専用の投信」がたくさん設定されています。しかし、まずは新規に設定されたものではなく、運用実績のある「既存の商品」から選んだ方がいいようです。これは、運用スタイル、実質的なコスト、運用成績といった投資信託を評価する材料となるものが新規設定の商品だと分からないからです。また、過去の運用実績があるものは、過去のリスク(価格変動の大きさ)やリターンの水準を確認することができます。NISAでは「損益通算ができない」「非課税期間が最長5年」などの制限があるので、特にリスクには注目しましょう。運用履歴は最低でも5年。望ましくは10年以上の投信から選択しましょう。

購入枠が200万円になるかも

また、前述したように甘利経済再生担当相がNISAの非課税枠を現在の年間100万円から200万円に拡大すると発言しました。これが実現すれば、NISAで1年間(1月から12月)に使える枠は200万円になります。しかし、たとえば、ある年に100万円しか使わなかったとしても、翌年に残りの100万円を持ち越すことはできません。翌年使える枠は100万円のままです。あくまでもその年の1月から12月に使える枠が「200万」ということになります。

さらに、NISA口座で非課税のメリットを受けることができるのは、2014年1月以降、新たに新規資金で購入した投資商品に限ります。手持ちの株式や投資信託を非課税枠に入れるには、一度売却し、再びNISA口座で買い直す必要があります。

このように、NISAは様々な観点からじっくり検討してから開始するが得策です。さらに、近いうちに非課税枠が2倍になる可能性も高く、そうなればまたメリット、デメリットにも変化があるでしょう。あせらず、じっくり様子見もひとつの方策なのです。

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